総合優勝
Intelligent Water Rocket Competition 2024
東海大学主催-マイコン搭載ペットボトルロケットによるSTEM教育イベント
プロジェクト概要
Intelligent Water Rocket Competition(IWRC)は、東海大学が主催するペットボトルロケットの技術コンペティションです。単純な飛距離だけでなく、IoT技術を活用した「知能」を持つロケットの開発が求められる革新的な大会です。
私たちのチームは、Raspberry Piとセンサー技術を組み合わせて、飛行中のデータ収集と分析、着地点予測機能を持つ高度なロケットシステムを開発しました。プロジェクトマネージャーとして全体の進行管理を担当し、電気系統の設計・実装にも深く関わりました。
システム構成
飛行データ収集システム
ペイロード部に積んでいるRaspberry Piに加速度を検知させ、JSON形式でラズパイ内に保存する
自動パラシュート展開機構
一定以上の動きを検知するとサーボモーターによって爪が外れる仕組みになっており、ペイロードとタンクが分離するとともに自動的にパラシュートも展開する
衛星の放出
衛星としてカメラモジュールをロケットの分離とともに放出させる
使用技術
ハードウェア
ソフトウェア
担当した作業
プロジェクトマネジメント
スケジュール管理、タスク分担、チーム間の連携調整を担当
ロケット本体の作成
ペットボトルを切り、3Dプリンターで作成した部品と繋げる作業を行なった
電気系統設計
センサー配置、配線設計、電源管理システムの構築
テスト・検証
システム全体の動作確認と性能最適化
成果と学び
総合優勝の達成:技術力だけでなく、難しい課題に取り組もうとする姿勢や、チームワークを含めた総合評価で1位を獲得することができました。
プロジェクトマネジメントスキル:3人チームのマネージャーとして、スケジュール管理、リスク管理、チーム間調整の重要性を実践的に学びました。
問題解決能力の向上:制約の多い環境での開発を通じて、創意工夫による問題解決能力が大きく向上しました。